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「トレイン・ミッション」〜東野圭吾とかが書きそうなストーリー〜解説感想考察!

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あらすじ

 10年間勤めてきた保険会社を、60歳で突如リストラされた会社員のマイケル。いつもの通勤電車で帰路につき、常連客に挨拶しながらも、頭の中は住宅ローンと息子の学費のことでいっぱいだ。そんな彼の前に見知らぬ女が座り、「乗客の中から、ある重要な荷物を持った人物を捜して欲しい」と持ちかける。ヒントは3つ。常連客ではなく、終着駅で降りる、プリンと名乗る乗客。高額な報酬に抗えず、元警官の経験を生かし捜し始めるが、駅の数だけ仕掛けられた罠に深まる謎、さらには、妻と息子が人質に取られたことを知る。やがてプリンが、国家をも揺るがす重大事件の目撃者であることを突き止め、ようやく6人にまで絞り込んだ時、巧妙に仕組まれていた恐るべき陰謀が明かされる。

©STUDIOCANAL S.A.S.

 

オススメコメント

 
 スリリングな映画だった。主人公のマイケルは60歳のおじいちゃんだが、まだまだアクションバリバリだ。アクションあり、ミステリー要素あり、裏切りありで、後半の疾走感が半端なかった。
 特に、列車が暴走するシーンはとてもドキドキさせられた。主人公はもちろんヒーローなのだが、始まりはそうでもない。息子の教育費とローン返済に頭を悩ませながら、毎日働く企業戦士だ。その戦士がリストラされるというのだから、少しくらい怪しい話に乗ってしまってもおかしくはないだろう。それにしても、結局、金はばらまくし、命は危険に晒すし勉強代としては高すぎるだろうとは思うけど。
 この映画、最初は毎朝同じ時間に目覚ましがなって目覚めるシーンが繰り返し流される。同じ駅へ車で送られて、年月が経っていく様子が描かれる。最初はなぜこんな謎シーンを何度も時間の経過を見せつつ描くのか疑問だったけれど、後になって大事さに気付かされる。こういう伏線をしっかり自分で気づいて回収できると映画って楽しいよなーと思ってしまう。
 でも、現在では実現しない設定かもしれない。毎日同じ通勤電車に乗っているから顔見知りになっている設定だが、現在これができる人が何人いるだろうか。毎日違う時間の電車や転勤、転職は当たり前だし、何よりもみんなスマホに夢中で隣の人の顔なんて見てやいない。常連客同士の謎の連帯感は少し羨ましかった。彼らもお互いに何を知っているわけでもないのだが、信頼関係が出来上がっているのだ。
 誰も死なない映画ではないし、全てを綺麗に回収してくれるわけでもない。車掌のセリフはある意味伏線回収だけど、ブラックジョークが現実になっても喜べないね。でも、彼もヒーローだったのは間違いない。
 クライマックスで警部の顔が映ったときに、視聴者側は謎が解けるだろう。それでもそのあとの決定的なセリフやアクションなど、見所は多い。
一見嫌な奴がいいやつだったり、その逆も然り。最後のシーンのカットは好きだったし、終わってみれば再就職までできてハッピーエンド。
 個人的には東野圭吾とかが書きそうなストーリーだと感じた。共感してくれる人いるかなー、いたらスターお願いします笑
 疾走感があるいい映画だった。

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