ハッピーエンド作品紹介ブログ

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「ワンダー君は太陽」〜子供時代の貴重さ、素晴らしさを伝えてくれる〜伏線解説感想考察!

  

 

 

 学校生活が懐かしくなった。

 もう自分はこの友人関係の中に身を置けないんだと気づいて、すごく寂しくな った。  それくらいこの映画の中の人たちは温かいし、微笑ましい学校生活を送ってい る。
もちろん、主人公が学校に通う勇気や真っ直ぐな心は尊い。でも私は、それと同じかそれ以上に最初の友人となったウィルや姉のヴィラに賛辞を送りたい。もちろん、サマーにも。

 ヴィラも最も学校生活における人間関係に苦しんでいたけど、それでも家に当たらず、オギーにも優しく接し続けたのはすごい。親友が避けていたのも切なかったけど、元に戻れたようで何より。 主人公の視点だけではなく、ウィルの視点だったりヴィラの視点だったり、名前が入ってそれぞれが主人公となる映画の構成も面白かった。

 登場人物それぞれ に愛着が生まれて、群像劇がますます愛おしくなった。 もう一度、こんな最高な人たちに囲まれて学校生活したいなー、自分も楽しかったなー、そんな子供時代の貴重さ、素晴らしさを伝えてくれる、いい映画だった。