ハッピーエンド作品紹介ブログ

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「ドラフト・デイ」〜後半最後 30 分からの疾走感が半端ない、試合外の戦い!〜伏線解説感想考察!

 

 

 

 アメリカで一番愛されている熱狂的スポーツ、アメリカンフットボールのドラフトを描いた映画。スポーツシーンはないが、めちゃくちゃ熱くなるオススメ映画。

 ブラウンズというチームの GM サニーが主人公。 チームは弱く、オーナーは目玉選手の獲得でファンから人気を得たいワガママ系。好きにチーム作れず、交渉も足元を見られて条件は悪い。 監督とも折り合いは悪いし、苦しい台所事情が伝わってきてもどかしい前半。

 後半最後 30 分からの疾走感が半端なくて、終わった後にはスポーツでも見たかのような興奮があった。ドラフトの中での最後の主人公の覚悟と機転と手腕にこっちが叫びたくなってしまう。最近ヒューマンストーリーというか、ほのぼの系が多かったからか余計に刺激的だった。

 そして、単純にアメフトのドラフトってこんな風になってるんだっていう勉強にもなった。 来年以降の指名権の譲渡とかも普通に行われていて、戦略性がとても高い。GM ってこんなに面白い職業なのかと思わされた(劇中9割は苦しんでいるのでやりたいかは別物ですが笑)。

 登場する選手たちがいいんだ、また。 個人的には、有望選手に戦術書を送って最後のページに100ドル札をつけて反応を見るときの話が好き。
 ラストに向けた事前の伏線も秀逸。事前に自分のチームの QB の選手を主人公が評価していた話が描かれているからこそ、ラストはジーンとくる。 あと、暴行歴から評価が分かれていた選手が実はカーティスという中心選手をなだめていて、いいやつだったという描写が、(本編とは直接は関係ないんだけど)好きでした、いいやつやんお前!

 ドラフトというドラマが溢れる1日を劇的に描いたいい映画。アメフトにも興味が出湧くし、この作品の他にもドラフトのドラマを見たくなってしまった。

 

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