「Mr.&Mrs.スミス」〜ブラピとジョリーが映える、アクション溢れるいい映画〜伏線解説感想考察!
ブラッドピットとアンジェリーナジョリーが夫婦役という豪華なキャスト。その 2 人がどちらも殺し屋でお互いが標的となって殺し合うのだから、つまらないわけがない。
偶然の出会いから結婚するも、結婚生活はちぐはぐ。それもそのはずで、どちらも自分の仕事を隠して生活しているわけだから、どうしても秘密は増えていく。そんなすれ違いの様子が、心理カウンセラーとのカウンセリングの描写によって絶妙に描かれている。案外早い段階でお互いの標的が被り(作中の時間的には5〜6 年経過しているが)、2 人はお互いの真の職業を知る。それからは殺し合いだ。アンジェリーナジョリー扮する Mrs.スミスの方が積極的に殺しにいくも、Mrs.スミスも本心は殺したくない様子が垣間見えて可愛い。ブラピ扮する Mr.スミスも殺す気はなさそうで、お互いの組織の人間の方が容赦ない。自宅での戦闘シーンは、アクションとして見ものだった。あれだけ派手に自宅ぶっ壊せたらある意味楽しいだろうなと思えた。
2 人が協力して組織に立ち向かってからも、常にテンポは良い。個人的には 2 人が協力し始める序盤が最も好きなシーンだ。迫る追っ手と戦い激しいアクションを行いつつ、夫婦喧嘩が耐えないあの様子は、とても爽快でコミカルだ。2 人が今まで隠し会ってきた秘密が次々と明かされていくカミングアウトによっ て気持ちの距離が近づいていることを示しつつ、しっかりと真実を知って夫婦 喧嘩している様が面白い。
それからもいい愛しつつ二人で協力して組織と戦うフェーズが続く。どうもアンジェリーナジョリーの方が上手な感じを抱いたのだが、狙い通りなのだろうか。
クライマックスの戦闘シーン手前で、マネキンが意味ありげに移る。何か策にでも使うのかと思いきや、まさかの着替えとして目をつけただけだった。殺し合いに行くのに正装にわざわざ着替えるのはおかしな話しだが、画としてはとても格好良かった。
ラストも逃げ切ったバカンスの描写で終わるのか、殺されて 2 人の愛を示しながら散るのかハラハラしながら見ていたが、まさかのどちらでもない終わり方。 あの場での戦闘はひと段落勝利したと言えそうだが、あれで全部だったのだろうか。勝利して逃げ果せたのか、敗北前の最後の勝利を切り取って終えたのか は、わからない。そこは視聴者の想像に任せるという終わらせ方だった。もちろん希望は 2 人でラパスをのんびり楽しむことだが、事前フラグとしては死亡フラグがバンバン立っていたので怪しい気がしているが、みなさんいかがでしょ うか。
いずれにせよ、ブラピとジョリーが映える、アクション溢れるいい映画だった。
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