「ザ・ハッスル」〜バラエティー感覚で楽しめる映画〜伏線解説感想考察!
軽快なテンポで、常に見やすかった。女の詐欺師二人が競い合う物語だが、シリアスさはなく、コミカルだ。三流っぽい太った女詐欺師と、一流っぽい美人な女詐欺師の 2 人が主人公なのだが、とにかくそりが合わない。
一番面白かったシーンは、2 人がカモと決めた相手トマスからいくら獲得できるか勝負を始めたシーンの前半部分。盲目の悲劇のヒロインになった三流と、逆手にとって医師役を掴んだ一流が、お互いわかりきっているのにターゲットを前に相手に従わざるを得ないシーンが、見ていてクスクス笑えます。
そして最後のどんでん返し。騙し合いには不可欠などんでん返しですが、少し弱かったような。超一流の登場は流石でしたが、エピローグでは関係修復しており、少し出来過ぎ感も否めなかった。
ずーっと、コントを見ているみたいで、起承転結の映画としてより、バラエティー感覚で楽しめる映画のような気がする。ターゲットに心を掴まれ始めた三 流と、焦っていた一流詐欺師パートは、ちぐはぐ感が強かったが、ラストのどんでん返しに向けた、伏線だと思っている。超一流が仕向けた通りになっていた、 はず。
勝手に一流、三流と呼び続けたが、正しいだろうか、伝わるだろうか。アンハ
サウェイを見たら一流以外の何物でもない、ということでいっか。
珍しい、バラエティー感覚の映画、良かった。
閲覧ありがとうございます!
スター、ブックマークお願いいたします!
またぜひ遊びにきてください!!