ハッピーエンド作品紹介ブログ

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「人生スイッチ」〜6つの独立した短編〜伏線解説感想考察!

え、どういうこと??っていうのが正直な最初の感想だった。

てっきり1つのつながりのある話だと思って見ていたら、6つの独立した短編 だった。

人生スイッチという題名通り、何かのスイッチ(主に怒りのスイッチ)が入ってしまった人間が、我を忘れて行動してしまう様を、時にコミカルに、シリアスに、 描いている。
愚かさを愛せよっていうメッセージなのかな?

1話目は飛行機が舞台。これはラブストーリーかなとか思って見ていたら、最後にひっくり返る。主人公は登場しない、というのも面白い表現。

2話目は個人的に一番???がついた。おばあちゃん何者なのよ笑

3話目はまさに戻れないスイッチが入ってしまった感じ。最後の骸骨はウソで しょ〜と思いつつ、オチ的にはありかも。

4話目は唯一のハッピーエンド的作品。不満が爆発する主人公の気持ちはわか るが、それを称える世間は不思議。そんなに当局恨まれてるんですかねえ。

5話目は、結末がわかりにくい。途中までは良くわかる。金持ちの保身の気持ち と、群がる人々の欲深さ。意外性はあるけども、一人だけ?という思いも残ってしまった。

6話目は、ちょうど派手な夫婦喧嘩笑 巻き込まれる周りはたまったもんじゃないかもしれないが、結果的にはよかったのかも。ただ、そこまでする?という思いもあり。

オムニバス形式で1つ1つは短いが、どれかは心に刺さりそうな作品群。
発想的には1話目がおもしろいと思います。