「君に読む物語」〜エンドロールの間に浸れる、いい映画〜伏線解説感想考察！
切なくて、愛おしい恋の物語。
展開に意外性があるわけではないけれど、主役2人の感情に入り込んで、胸にくる。
胸が締め付けられるよう、でもすごくいい時間を過ごしたと思える。 すごくスローテンポなんだけど、ゆっくりと見て浸りたい。 プレゼントとしてキャンバスが置かれているシーンはやっぱり最高。 純愛なんだけど、過去を振り返る視点にしているから、いまの状況の切なさを強く感じる。永遠はないけど、可能な限り永遠を叶えている。 ⻘春の恋の話じゃないところが、ズシンと心にくる。 物語と現在の繋がりはミステリーというほどではなく、予想できるもの。 そこには重きを置いていないはず。 それでも、物語の著者とメッセージには、驚かされたしより一層2人の恋を際立たせたと思う。
終わってからエンドロールの間に浸れる、いい映画。
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