「スラムドッグ$ミリオネア 」〜「愛」を貫く主人公の姿が、この映画を純愛映画に〜解説感想考察!
インドが舞台の映画。
主人公はスラム出身の無一文の少年。
基本的には、暗い。暗い映画だが、光を探す姿をrがいているし、最後には光が見える。
好みは分かれると思う。
目を背けたくなるシーンはたくさんあるが、現実はこれよりもっと酷いかもしれない。
舞台は世界最大のクイズショーで、正解すれば賞金を獲得し、間違えれば、一文無し。
教育を受けたこともない青年が正解を続ける姿に周囲は熱狂するが、正解の裏には彼の人生が詰まっている。正解ごとにエピソードを追う流れだが、そのエピソードがどれも辛い。
今までの人生からの逆転を描きたいのかもしれないが、見ていて心にくるものがある。
残り一問まで辿り着いたスラムの少年、番組史上最高額の賞金を手に入れることはできるのか。
大きな見所ではあるが、主人公の目的がそこにはないことも面白い。
暗い中でも、「愛」を貫く主人公の姿が、この映画を純愛映画にしている。
煽り文の、
「〈スラムの負け犬:スラムドッグ〉が全てを賭けて出した、人生の“ファイナル・アンサー”は―?」
には煽りすぎ感が否めないが、愛を貫く主人公の姿に希望を見る映画だった。
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